増川 寿一 karyotaype

karyotaype とは染色体のことである。
増川はここ数年、「非線形科学」の考え方を基に作品を展開している。
画廊空間にアップライトピアノをが設置してあり、それを蜂の巣箱にみなし、蜂の羽音が聴こえてくる。、VDにはダンテの「神曲」の一部がスーパーインポーズされており、一人の女性が延々と染色体(らしきもの)を作っている。
「神曲」の壮大な叙事詩、罪人を処刑する「地獄篇」から。大罪が浄化される「煉獄編」を旅しながら地球を垣間見るところで終えている。

少々難解で説明的すぎる部分もあるが、意図が判れば、楽しめる。
もう少し、距離を持って再構築してみると良いのかもしれない。

T/A

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